からだの声が聞けなかったトレーナーの話 こころを楽に〜自己洞察瞑想療法〜 回復者の皆様からの体験談

回復者の皆様からの体験談:自己洞察瞑想法を続けて実感する「身心一如」(前編)(40代:女性)

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トレーナーの羽利です。

自己洞察瞑想療法(SIMT)のセッションの回復者の方(有志)のからいただいた体験談を順次公開させていただいております。

お寄せいただくばかりで恐縮なので、今回は私の体験談も掲載させていただきます。

回復者の皆様からの体験談という見出しが妥当かというとちょっと微妙ですが、実践の様子が伝わればなと思い、回復者の皆様からの体験談と同じカテゴリに分類させていただきます。

結構リアルな体験談でして、少し長くなりますので、2回に分けて掲載いたします。

自己洞察瞑想法を続けて実感する「身心一如」ー前編ー

羽利泉(はりいずみ)(実名)
40代:女性 セッション期間:2014年10月〜8月
マインドフルネス瞑想療法士養成講座にて自己洞察瞑想療法開発者の大田健次郎先生のご指導を受ける。

(掲載されている写真は本人ではなく、イメージ写真です。本人は→こちら

第3号

本体験談は、日本マインドフルネス精神療法協会発刊「マインドフルネス精神療法 第3号」に掲載された文に一部加筆修正をしたものです。

要約

自己洞察瞑想法(以下SIMT)を実践し、自分の陥りやすい思考・感情・行動パターンを理解し、その根にある複数の「本音」に気づいた。

これらは、身体にも影響を与え、その結果がまた心にも影響を与えており、切り離せない関係にある。

自らの慢性的な身体の緊張や突発的な痛みに対する思考・感情・行動の結果として身につけた心身の習慣をどのように修正していくかにあたり、SIMTの実践は多大な貢献をしている。

はじめに

私は、マインドフルネス瞑想療法士の養成講座をきっかけに、SIMTを始めて、2年半になりました(2017年3月時点)。

その間に、SIMTを継続し、支援する立場になりました。

その後、ありがたいことに養成講座期間のトレーニングでは飲み込めていなかった内容を再度咀嚼しながら、

その緻密で、命の力をゆっくりと引き出していく支援技法、背景にある理論・哲学から継続的に学び続けています。

マインドフルネス瞑想療法士養成講座での気づき

私は、養成講座に通学している時には、うつや不安障害の方々を支援したいという願望はまだ強くあった訳ではありませんでした。

むしろ、自分が、若い頃から抱えている体の痛み・緊張(腰・背中の痛み、首や肩のこり)に、マインドフルネスが役立つものであるかに興味を持っていました。

その為、SIMTの課題G)の「私独自の問題」は常に姿勢の乱れを正す」でした。

講座が進むにつれて、自分でも受容に苦心する本音を知ることが増えました。

改めて当時記入した記録表Aを読み返すと、

・あれもこれもとたくさんのことを貪り、能力以上のことに挑戦してばかりで気が休まることがない自分

・必要以上に自分をよく見せようとする見栄っ張りな自分

・失敗は許されないと緊張したり、逆に失敗したくないと行動を回避しながらも執着している自分

・他者の善意を素直に受け取ることができない自分

・感謝を怠る傲慢な自分

・人を見下して自分を正当化したり、あるがままの感情を見ることを回避している自分

などを振り返ります。

養成講座の途中で、住まいが東京から生まれ故郷の金沢に変わり、仕事の環境も大きく変わりました。

ストレスが高じるライフイベントに、知らず知らずのストレスを抱えていたと思います。

そこで、SIMTで学び得た「無評価・無判断」で、人生には順調な時もそうでない時もあるだろうからと思い、

一喜一憂しないで価値実現の行動にマインドフルに、かつ簡単に価値崩壊せず根気強く向き合おうと心がけました。

身体は知っている、「身心一如」であること

私は、元来、交感神経が興奮しやすい気質であることには気づいていました。

どんな思考や感情が引き金になっているのかも漠然とした理解はありました。

そのことで自分を責めたり、嫌悪したりしていることも知っていました。

しかし、そのことを、SIMTの実践でより明確に知ることができました。

これらが引き起こす行動パターンは、無意識で、反射的であり、私の場合は、身体に無用な「力」が入りがちです。

特に仕事で息を詰めがちになる時には、肩が挙上し、それが体の他の部分にも緊張をもたらすことへ気づきが広がりました。

養成講座が終わったある時、ふと17歳の時に腰部椎間板ヘルニアを患い、整形外科の先生に「一生、腰に爆弾を抱えていくようなもの」と診察時に言われたことを鵜呑みにして、今でも「恐怖」を抱えていることに気づきました。

何度か繰り返してきた激痛がトラウマになっていることにも気づきました。

また腹を固めることや、激痛をかばう中で覚えた今となっては役に立たない姿勢でヘルニアの再発を防ごうとする習慣を身につけていることにも気づきました。

そのことが、身体の各部位の有機的な連携の支障になり、不要な抵抗や緊張をもたらしていることにも気づきました。

このような身体への気づきは、明らかにSIMTの呼吸法、行動時自己洞察が入り口となったものでした。

後編に続く

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