あけましておめでとうございます。
2015年10月にスタートした北陸マインドフルネスセンターも、おかげさまで7回目の新年を迎えることができました。
昨年は、クライアントの皆さんと、非常に濃厚なトレーニングの時間を送ることができました。
また、昨年3冊の電子書籍を作成しましたが、たくさんの皆さんにお読みいただきました。
いつも皆さんの熱心な実践に感動しています。
そして、お互いに成長できることに対して、心より感謝しています。
さて、
当センターでは、第三世代の認知行動療法のマインドフルネス心理療法の流れを汲む「自己洞察瞑想療法」を使って心理療法を行なっています。
自己洞察瞑想療法は、自分で症状の改善に取り組めるように実践方法が書籍になっている認知行動療法です。
もともと認知行動療法は、実践方法が書籍としてまとまっていたり、実践を助けるツールが開発されていたりしますが、自己洞察瞑想療法は、実践方法が文書として詳細に説明された稀有な心理療法です。
詳細がゆえに、なかなか読み込めないというお悩みを解決するため、
私たちマインドフルネス瞑想療法士は、セラピストとして、通訳・ガイド・トレーニングパートナー・コーチとして日々お客様の実践がこの心理療法の本質から逸れないようにサポートをしています。
マインドフルネスが、日本に大きな広がりを見せ始めるようになって10年ぐらいは経過しているのではないかと思います。
それぞれの理解で、それぞれの実践があっていいと思うのですが、
私たちの流派(マインドフルネスSIMT:自己洞察瞑想療法)は、マインドフルネスはリラックス法やストレス対処方法ではなく、
より人生をより良いものにしていくための実践法としてマインドフルネスを広めるべく活動をしています。
門を叩かれるお客様の心身の症状や行動上の問題は、一様ではなく、苦悩も様々です。
静かに座って呼吸法を実践しているだけでは、リアルタイムで起きる人間関係の苦悩や急に起きる症状に対処するのは難しいものです。
自分の抱える問題を嫌悪せず、ぜひ、自己洞察瞑想療法の中にあるエッセンスをどんどん使ってトレーニングをしてみてほしいなと思っています。
昨年末には、対面でのセッションやレッスンの準備をいたしました。
自己洞察瞑想療法は、苦悩を引き起こす習慣を、今までと違うやり方で修正していく心理療法です。
ぜひ「マインドフルネス瞑想のやり方が知りたい」「自分の症状に自己洞察瞑想療法は役に立つか知りたい」などご要望があればいつでもお問い合わせください。
前向きに、もっと容易に、遠回りしない実践を応援していきたいと思っています。
今年も多くの方にマインドフルネスの実践が広がりますように。