セロトニン活性のためのCD:どうにも不調な時を乗り切るためのBGMとして

セロトニン

メンタル面での不調は、しばしば、セロトニン神経細胞の不活性や神経伝達物質セロトニンの欠乏が原因となったりする訳で、お医者様からはこのセロトニンの働きを良くするお薬を処方されることが多くなります。

東邦大学医学部教授の有田秀男教授は、セロトニンと呼吸法について早くから様々な研究・発表をなさっていらっしゃいましたが、セロトニンを活性化させるCDも監修されていらっしゃいました。

ウォーキング・セラピー~セロトニン活性~

一定のテンポの音楽を聞き、一定のテンポで歩く。
このことがセロトニンの活性によい効果があるとのことです。

2010年に、有田先生の講義を直接うかがった時に、

呼吸法を初め、軽いジョギング、サイクリング、スクワット、低負荷の筋力トレーニング、ガムを噛むなどもおすすめいただきました。

筆者は、仕事の時にBGMとして流している時もあります。
打楽器がメインで、コーラスは幾分あれど、歌詞がなんらかの思考を促進する要素は少ないと感じます。

身体を動かすにはしんどい。
でも考えごとでフル回転の思考を止めたい時などには何かよい影響があるのかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

羽利 泉(はりいずみ)

石川県金沢市でカウンセリングや「うつ・不安障害を治すマインドフルネスーひとりでできる自己洞察瞑想療法ー」の講座をしたり情報を発信している公認心理師(国家資格)・マインドフルネス瞑想療法士です。マインドフルネスの実践を通し、心身症状で悩む方のサポートをしています。