マインドフルネス(Mindfulness)は、英語で「注意深さ、留意すること」という意味です。
「注意深さ、留意すること」を実践する「技法」や、実践している「意識の状態」のことを指して使われています。
近年、日本でも頻繁に見聞きするようになり、ちょっとした時代の「キーワード」になりつつあります。
中でも、アメリカでは、ジョン・カバット・ジン氏(マサチューセッツ大学医学大学院・同大マインドフルネスセンターの創設所長)が禅の教えと修行を、ストレスや病気、身体の痛みに対処するため「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」を開発したのを契機に、「マインドフルネス瞑想」が爆発的なブームとなりました。
医療現場での治療に用いられる他、ビジネス現場で影響力のあるリーダー達や日常生活の質を高めたいと願う人々の間でも「マインドフルネス瞑想」が広く実践されるようになり、近年その波が日本にも押し寄せてきています。
日本では、2010年にマインドフルネスライフ協会がいち早く活動を始め、すでに日本のマインドフルネス実践の扉を開けていました。
そして2013年に設立されたマインドフルネス学会が設立され、日本でのマインドフルネス実践の広がりは本格的なものとなりました。
マインドフルネス学会では、マインドフルネスを下記のように定義しています(ホームページを引用)
自分の外側で起こっていることだけではなく、自分の身体の声に耳を傾けたり、心の内側での感情・思考の動きに注意深くあることによってもたらされる気づき。
これらは、心身の健康や自己成長の「質的な向上」に大きな役割を果たしています。