マインドフルネストレーナーのつぶやき

成長には闇にも光にも等しく価値があり、勇気と希望で未来を作る

発芽

トレーナーの羽利です。

北陸にも、強烈な寒波到来ですね。海側にある我が社は、自宅前は積雪5cm、強風がビュービューです。

私は、ミックスレタスやルッコラといった葉物野菜を育てているのですが、ここ数日、プランターで凍えるように、耐え忍んでいるのを見ると、

「このままダメになってしまわないか」と心配になると同時に「なんとか踏ん張って〜〜」という応援の気持ちが湧いてきます。

光に向かって成長する

他愛もないことなのですが、植物の成長は、同じ有機体として時々、ふと大切なことを思い起こさせてくれます。

キッチンにてほったらかしにしてある「豆苗」。

芽

1回、茎や葉の部分を食べても豆の部分が残っていると、まだ2回分ぐらい収穫ができるというとてもパワフルな野菜です。

2回目の収穫の時に、今まで以上に顕著にその傾向が表れていました。

それは

「明るい光の方向に向かって伸びる」

ということです。

それはそうですよね、種まきしたら日陰に置くって植物はそんなにないでしょう。
やっぱり日当たりの良い方に置いて、発芽を待つわけです。

そして、伸びていくのも同様に「明るい光の方向」なんだなぁとしみじみ眺めました。

北陸マインドフルネスセンターのレッスンにいらっしゃる方は、心理的に葛藤を抱えていたり、からだに痛みや緊張を抱えた方がいささか多くなる訳ですが、

「明るい光の方に向かう時間が増えたらいいなぁ」

というのは、言葉にはしないまでも皆さんの共通の思いなのかなと勝手に解釈しています。

ビジョン(長期的な目標)についての自覚

うつや不安障害のような精神的につらい状態の方に限らず、ある程度は健康的に毎日を送っているけれども、不快な感情に苛まれがちな方々を見ていると、

「どこに向かっていきたいのかが不明瞭な中でしんどくなってないかな?」と私には感じることがあります。

なぜ、価値や願いを含むビジョン(長期的な目標)が不明瞭なのか

1)価値や願いを含むビジョン(長期的な目標)を描くことに慣れていない
2)短期的な目標の方が意識しやすく、達成感がある
3)目標や計画に従うということの方が慣れている
4)本当に自分が喜んで前進できるビジョンが見つからない
5)自分にビジョンを描くことを許していない
6)自分には無理と諦めている

など、

そんなことが見え隠れしているように思います。

しかし、どんな人も自分が求めさえすれば、自分がより良い方向に向かっていくためのビジョンを持つことができるのではないでしょうか?

ビジョンってどういうものなのかを理解することによって明瞭にしていける方もいれば、ビジョンを持たないということを自分が選択しているということを受容しながら、明瞭にしていける方もいらっしゃると感じています。

ビジョンが明瞭であれば、目標や計画もより具体的になり、実効性も高まる可能性を秘めていますが、さて。

描いたことが実現できること

皆さんは、より良い方向に向かって、どんなビジョンを持ち、どんな自分をイメージしていますか?

症状がある方も、そうでない方も、よりよい方向に向かっていくには、「ビジョンの明瞭さ」は不可欠だと思っています。

実際には、自己洞察瞑想法/瞑想療法の中でも、第4セッションで「価値・願い」を明確にするという内容があります。

症状を抱えたクライアントさんを見ていると、「症状をなくしたい」という短期的な目標ではなく、「症状を克服して・・・な毎日を送りたい」という願望・長期的な目標が強い方は、実践力も高いように思います。

無論、最初からビジョンが明瞭な訳でなかったはずです。
症状が厳しい時は、なかなかそれどころではないのです。

トレーナーとの対話の中で、数ヶ月かけて、自分の過去が作った問題点(闇)よりも自分が作る未来(光)に目を向けるようになっていっているのだと思います。

今は、闇しか見えないという方も、心配いりません。

この仕事をしていると、

闇を見ることができる人は、本当は勇気のある人なんじゃないかなと思ったりもしますし、
光を見ることができる人は、やはり何かやり遂げたいことがある人なのかなと感じることがあります。

私たちは、闇からも光からも学び、成長することができます。

だから、いろんな障害物が立ちはだかっても、勇気を持ってやり遂げることができるんじゃないかなと思うのです。

マインドフルネスの実践においては、闇も光も対等であり、どちらかを嫌悪したり、どちらかを貪るこということもしません。

マインドフルネスの実践は、静坐瞑想だけではありません。
短期的な目標達成にとらわれずに、長期的な目標(ビジョン)への「プロセス」をどのように精いっぱい生きていくかという実践の中にあります。

そういう話もこれから一緒にしていきたいなぁと、キッチンガーデニングの中から感じた次第です。

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