【おすすめ動画:TED】自分を悪者にせず、ただただ興味や好奇心を持ってマインドフルネスを実践する

皆さんには改善できない悪しき習慣は何かありますか?

私はコンディションにもよるのですが、疲れている時のスイーツの爆食い、調子の悪い時のネットサーフィンなどがあります。

マインドフルネスを実践することによって、「あ、来たな爆食い」「うわー、さっきから何分ぐらいAmazonと楽天見てるんだ?」って気づけるようにはなりましたが、ストレスを感じている時や疲れている時は、時々「まずいな、やってしまってるな」と思うことがあります。

いずれも私には、何らかの「ご褒美」になっているから、やってしまう行為なのでしょうけどね。

もし、私と同じ経験をしている方には、とても役に立つ動画を見つけましたのでご紹介しますね。

ジャドソン・ブルワー:悪い習慣を断ち切るシンプルな方法

10分にも満たない動画ですので、まずはご覧いただきましょう。

頑張った自分へのご褒美と後悔と

動画を見ていただいていかがでしたか?

私は、まだマインドフルネスを始める前の自分のことを思い出していました。

私は、実は元々はすごく注意が散漫なタイプです。常に注意が外に向いていて、自分に注意を向ける習慣がありませんでした。

自分で自分のことがわかっておらず、いくつかの衝動的な行動が習慣になり、体を酷使するような生活スタイルが身につき、体にはいつも痛みがありました。

疲労困憊まで働いてしまい、休みを取らずに、ある時気がつくと、燃え尽き症候群か?というのが私のパターンでした。

燃え尽き症候群に陥る前に、やっていたことが「頑張った自分にご褒美」と、特に出張先で美味しいものを食べるのが楽しみでした。

しかし、お腹いっぱい食べては、スーツがパツパツになることと減量を定期的に繰り返し、まさに「万年ダイエッター」でした。

食べることは自分への「慰め」でした。

罪悪感を感じたくない

もちろん、体重が増えた時には、ジョギングをしたり食べるものを減らしたりわけですから、体に負担がかかります。

それでもなかなかやめられなかった私は、「大丈夫」「なんとかなる」「ご褒美だもん」と思っていましたが、自分の中に見て見ぬふりをしていた感情があります。

それは「罪悪感」です。心の底では良くないことをしていると思っていたのですが見たくなかったのです。

マインドフルネスを実践するようになり、自分の思考や感情に注意が向くようになると、「食べたい」と「食べちゃダメ」という自分の思考がぶつかり合うのがわかります。

しかし、こんな時「食べちゃダメ」と禁止すると、マインドフルネスの実践は、非常に窮屈で禁欲的なものになります。

そもそも「善悪」の評価や判断を入れるというのは、必然的なことかもしれませせんが、マインドフルな心の状態ではありません。

自分に興味と好奇心を持つ

私のトレーナーに言われて今も大事にしていることがあります。

それは「自分に興味・関心・好奇心を持って」「自分に温かい眼差しを向ける」という言葉です。

マインドフルネスには、トップダウンの厳しさは必要ないのです。命令したり、自分を罰するのは、真の自己の働きではありません。

自分に慈悲深く、自分がやっていることをただただ興味深く観察しているだけです。そして、それを楽しめばご褒美は不要になるのです。

観察している時には、すでに受容し終わっています(と自己洞察瞑想療法では考えます)。

自分にとっての悪習慣を断つか断たないかは、自分を観察した結果、自分が選択することです。

その選択のために、自分をモニターした情報を自分がどう処理するか次第なのです。

動画の内容ほど順調にいかないかもしれませんが、「よくないとわかっていてもやめられない人がやめられる人になる仕組み」、実はこれはうつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」の第3、4セッションでのトレーニング課題になっています。

悪しき習慣を改善して、心も体も健康でありたいですね。ではまた。

  • この記事を書いた人

羽利 泉(はりいずみ)

石川県金沢市でカウンセリングや「うつ・不安障害を治すマインドフルネスーひとりでできる自己洞察瞑想療法ー」の講座をしたり情報を発信している公認心理師(国家資格)・マインドフルネス瞑想療法士です。マインドフルネスの実践を通し、心身症状で悩む方のサポートをしています。