情報誌「金沢情報」「富山情報」をご覧いただきありがとうございます
2023年6月7日発行「金沢情報」『ゆるりと心と体が整う マインドフルネスをはじめよう」をご覧いただきありがとうございます。
たくさんのお問い合わせや講座へのお申し込みをいただき重ねて御礼申し上げます。
掲載されていたセルフケア講座は、定員20名に達し、お申し込みになれなかった皆さん、大変申し訳ありませんでした。
追加で、7月、8月と気軽に参加できる講座を企画いたしましたので、参加のご検討をいただければ幸いです。
また、今後開催される講座の案内をメールで受信したいという方は、メルマガの配信(月1〜2回)も行っておりますので、ご登録いただければ幸いです。
第6期 自己洞察瞑想法(マインドフルネスSIMT)グループレッスンについて
新型コロナウイルスの感染拡大期に、お休みをしていた自己洞察瞑想法(マインドフルネスSIMT)のグループレッスンを再開します。
グループレッスンのご受講をご希望の方は、事前説明会のご参加が必要となります。日程が合わない場合は、個別カウンセリング(有料)でも対応可能です。
余裕を持って事前準備をしていただけますようよろしくお願いいたします。
自己洞察瞑想法(マインドフルネスSIMT)の実践から学ぶ
セルフケアとセルフマネジメントの技術
次の症状が長く続いていませんか?
- ゆううつな気分
- 活動への興味や喜びの低下
- 体重の変化(1ヶ月で5%以上の変化)食欲の減退または増加
- 不眠または過眠
- 精神運動焦燥または制止
- 疲労感または気力の減退
- 無価値観、過剰か不適切な罪責感
- 思考力・集中力の減退、決断困難
- 死についての反復思考、反復的な自殺念慮、自殺企図
上記の症状は、うつ病の主な症状です。
このような症状が複数にわたり長く続いているようであれば、カウンセリング、治療を受ける、あらためて症状緩和に役に立つセルフケアを行っていくなどの現実的な行動を始めてくださいね。
自己洞察瞑想療法/瞑想法とは
当センターでは、カウンセリングで明確になってきた問題点の解決法として、ご希望者の方に自己洞察瞑想療法/瞑想法のレッスンを行っています。
自己洞察瞑想法は、うつ病や不安障害からの回復を目指し考案された精神療法です。その実践内容は1冊の書籍にまとまり、書店や通販で購入ができます。
詳細にわたる実践方法は難解だと感じる方も多く、ポイントを的確に抑えて効果的な実践を行うには専門のトレーニングを受けた心理療法士がガイドやフォローを行うことが、盛り込まれた技術を身につける上で近道になると思います。
瞑想療法とはいえ、瞑想だけを行うわけではありません
自己洞察瞑想は、一般的なマインドフルネス瞑想(呼吸瞑想)に、哲学の思想をヒントにした自己洞察、注意訓練(ATT:Atention Training)や、さまざまな心理的な技術を組み込んだ瞑想法です。心や身体の症状を抱えた方が、症状への対処力をより効果的に行い、症状を軽減したり、症状があっても気にならないで生活を送れるようになるために脳神経生理学を根拠に考案されたもので、一般的なマインドフルネス瞑想とは異なるものです。
これらを安静時の呼吸瞑想に限らず、行動時の対人関係などの中に応用しながら、また食事、運動、生活習慣の改善、記録表の記入などにも取り組みながら、最終的には苦悩を引き起こしやすい思考や行動のパターンを改善していく練習をします。
1年から1年半の練習期間で良くないパターンを変える
諦めていた、忘れかけていた「本当はこうありたい」「本当はこうしたい」というあなたの願望が実現できるよう、パターンを変えるには1年〜1年半程度の期間に渡るトレーニングをします。
その間、一人で孤独に練習を行うのではなく、マインドフルネス瞑想療法士が伴走します。主には、記録表を介して、うまくいかないこと、つらいことへの対処方法をフォローします。(カウンセラーに話を聴いてもらうというより、知識として学び、実践し、自分のものにする、そんなイメージです。
症状を悪いもの、恥ずかしいものと思わずに、共感しあえる仲間と一緒に、8ヶ月間、有意義に学んでいきましょう。
長いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それが「一生モノのライフスキル」になる、そんな時間を創っていきましょう。