皆さんは、先日NHKで2夜連続で放映された「キラーストレス」をご覧になりましたか?
私も、当サイトでご紹介した手前、しっかり見ました!
数回に分けて、皆さんにお役に立てるかなと思う部分についてピックアップさせていただこうと思います。
■ライフイベントストレスチェックで自分のストレスに向き合う
1日目の前半は、ストレスは、複数重なると、ストレス反応の暴走により、副腎皮質ホルモンの分泌による心拍数の増加、血圧の上昇、また通常はOFF状態の免疫細胞のATF3にスイッチが入ってしまうことでガンを進行させてしまうことなどが、紹介されていました。
個人的には、見ていて背筋がゾッとしてしまいました。
そして複数重なるとという点で、わかりやすかったのは「ライフイベントストレスチェック」でした。
これ自体は、メンタルヘルス教育の中でも、紹介されることがあり、目新しいものではありません。
そして、注目されていたのが、ストレスとなるライフイベントの中には、おめでたいイベントもあることです。環境の変化はたとえ喜びを感じられるものであっても、定常状態が変化するために、ストレスになるとのことです。
みなさんもやってみますか?→「ライフイベントストレスチェック」
■大きなライフイベントの到来で一気に高得点化することを理解
個人的なことになりますが、私は300点を超えていました。
昨年は、東京から金沢へとUターンしてきたため「環境の変化」に慣れるには、ずいぶん苦労しました。
そんな私が深刻な状態にならずに済んでいるのは、マインドフルネスの実践(呼吸法や行動時の自己洞察)を日常的に続けていることが功を奏しているからだと思います(ストレスとマインドフルネスのことは、特集2日目の夜に紹介されていましたのでまた後日)。
中年期にある私の場合は、高得点のストレス要因となるイベント(高齢の両親の介護ほか)が発生すると、厳しい状況になることが予想されます。
よって、このままマインドフルネスの実践は続けていくと思います。
恐れすぎるのも良くないですが、うまく向き合えば、メンタルヘルスのリスクマネジメントにはなると思いますし、自分なりのストレス対処法を実践していけば、なんとかなるという自信もあります。
頑張りすぎる方、我慢強い方は、ストレスをなかったことにしてしまったりする傾向がありませんか?
「ライフイベントストレスチェック」は、自分のストレスの状態を客観的に見つめ直す際に、役に立つかもしれませんね。