Q&Aで知る自己洞察瞑想法・瞑想療法

Q&A形式でお答えします:マインドフルネス実践会やプレセッションに行くと勧誘されたり、商品を売りつけられたりするのではないですか?:意志あるところに道あり

トレーナーの羽利です。

最近、とあるキーワードでホームページへのアクセスがすごく増えています。
そのキーワードは「洞察瞑想」です。

瞑想とざっくりと捉えられてきたのが、その違いに注意が向き始めたのかもしれませんね。

よく、友人、知人から

瞑想って「無」になることでしょう?

とか

考えないことでしょ?

とか

言われるんですけど、苦笑して、それ以上話を発展させることはありません。

さて、今回は、「マインドフルネス実践会やプレセッションに行くと勧誘されたり、商品を売りつけられたりするのではないですか?」という問いにお応えしたいと思います。

実際に似たような文脈でご意見をいただき、質問系にアレンジさせていただきました。

勧誘についての方針

こちらから、セッションを継続してお受けになるよう勧誘することはありません。

もともと、自己洞察瞑想療法は「ひとりでできる」にこしたことはないのですから、実践会に出て「あー、こんな風にやったらいいんだな」とわかったらそれでいいのです。

そして、自己流でやってみたけど、なんら変化がない、それどころか自分でできる気がしないという方で、自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)で治してみたい、支援者についてもらって10セッションやってみたいという方は、

「もう後がない」「もうやるしかない」と決断できたら、申し込みをしてください。

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心理療法や支援者に対しての猜疑心があり、また最後まで続けられるか不安だという方は、覚悟が決まらないうちは、継続的なセッションの申し込みをしないでください。

こういった「猜疑心」や「不安」がある人は、素直に、テキストの内容を学ぶ姿勢になっておらず、また実践も純粋なものにならないからです。

あくまでセッション開始の動機はクライアントの「意志」です。

販売に関しての方針

販売するものはございません。

うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」が、街中の書店にないことが多いため、一時期、当センターで在庫を抱え、販売していたこともありますが、今は行っておりません。

その理由としては、

本当にやってみようと思う方は、まず自分の「意志」で、書籍を購入して欲しいからです。

アマゾンや楽天で購入できない環境の方は、近所の書店に注文して手に入れて欲しいのです。

体調が悪くてそれができないのであれば、ご家族の方にお願いしてください。
もし、それも叶わないようでしたら、当センターに依頼してください。

この状態にない方は、自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)を始める準備が、まだできていないと判断しています。

「買ってみて、やっぱり自分にはできないと思ったら、本を買ったお金が無駄になる」とお考えになって、迷っている方も、まだ準備ができていない方と言えるでしょうか。

いずれにせよ、ご自身でご準備くださるようお願いします。

プレセッションをお受けになる8割以上の方が、セッションの際に持参されています。

自分がよくなることに覚悟がある方に機能する心理療法

自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)は、クライアントが自ら実践し、スムーズに実践できるようにマインドフルネス瞑想療法士がサポートするものです。

特に、話を聞いてもらって、自分のつらい状況をどうしたら変えていけるかを考えるカウンセリングとは一線を画すものです。

終わった過去や変えられない環境とどう向き合ったからよいか、話を聞いてもらって整理していくものでもありません。

無論、個人セッションの中では、そういう場面もあります。

今、現在は実現可能はどうかは抜きにして「症状を減らしてもっとこうなりたい!」という思いが強くあるようでしたら、不快なことに思考を乗っ取られずに、行動を変えていきましょう。

やらないよりやってみること

私は、個人セッションの中で、解決志向短期療法(Solution focusd approach : SFA)の要素を取り入れることがしばしばあります。

一般的には「ブリーフセラピー」と呼ばれています。

その中に、クライアントが

うまくいっていない時→Do Something Different:これまでとは何か違う事をする
うまくいっている時→Do More:うまくいっていることを続ける

という方針があります。

考えてばかりで、何か違うことを始めたいと思っている方や、つらい症状で、苦しんでいる方にとっては

「これまでとは何か違う事をする」ということを特別に考えがちですが、マインドフルネスでは、「呼吸法」「行動時自己洞察」の2つが実践の柱です。

この2つに取り組んでいる時、自分も他者も苦しめる思考や行動は起きません。
よって、他者との関係を悪化させることはありません。

しかし、

真面目で、自罰的な多くのクライアントが、自分の症状を引き起こす根深いものにダイレクトに向き合い分析したがります。

私も、その気持ちはよくわかります。
私自身が、精神分析的手法を長く、自分に適用してきたからです。

しかし、いくらそうして自分を苦しめるものを知ったとしても、思考の枠を抜け出し、大きく人生が変わったかというとそうではありませんでした。

クライアントの意志がよくなる原動力

自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)は、大脳の前頭葉の背外側前頭前野の働きを活性させ、意志作用を強化し、建設的に考え、行動することを目指していきます。

脳神経システムの基盤が、感情・連鎖し続ける不快な思考や過去のトラウマの制御ができないうちは、どんなに自分や相手を分析しても、それを収束させて、建設的な行動に結びつけることができません。

自己洞察瞑想療法の特に前半は、脳神経システムを変えていくこと(不活性の部分は活性、過剰に活性している部分は抑制)に非常に役に立ちます。

脳神経システムが変わると、気になってどうしようもなかったことが気にならなくなることが多々あります。

不快なことを気にしなくなる安定した精神状態から、問題解決を試みる方が、解決に繋がりやすくなりませんか?

しかし、長年の自分のパターンを変えるには、時間がかかる方もいます。
頭でわかっても行動を変えるには練習が必要なのです。

それを短期間でなんとか解消しようと焦っている方も、自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)を始めるには準備ができていない人です。

勧誘されないか、売りつけられないか、とかいう思考も、当センターからみれば、妄想にすぎません。

クライアントとマインドフルネス瞑想療法士が二人三脚で症状を克服する同志になれる時、自己洞察瞑想療法/瞑想法(SIMT)は、お互いを成長させていくパワフルなツールになっていきます。

以上の理由から、一方的な勧誘や販売でみなさんを戸惑わせることがないものとご理解いただければ幸いです。

安心してお試ししていただければと思います。

実践会やプレセッションを受けた方が感想を寄せてくださっています→こちら

その後お会いしていない方ばかりですが、好意的なコメントをいただき深く感謝しています。
どうかお元気でご活躍のことを祈っています。

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