Q&Aで知るフェルデンクライスメソッド からだを楽に〜フェルデンクライス〜

Q&Aで知るフェルデンクライス・メソッド:フェルデンクライス・メソッドを続けていくと、なぜ自分を好きになっていくのですか?

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トレーナーの羽利です。

1月は随分とビジネスマンの方に、フェルデンクライス・メソッドのATMレッスンを体験していただいています。

セミナールームでやったり、畳の上でやってみたりと、当センターとしても新しい試みを楽しんでおります。

フェルデンクライス・メソッドはエクササイズなのか?

北陸マインドフルネスセンターで体験できる、フェルデンクライスメソッドはATM(Awareness Through Movement)と言って「動きを通した気づき」のレッスンです。

エクササイズかというと、「No」と回答します。

脳の学習機能によって、からだや動きのストレスを減らし、新しい動きや姿勢を創造する身体全体の学習法とでもいいましょうか。

エクササイズというと、大なり小なり同じ動きの反復を伴い、どこかを「鍛える」というイメージが湧いてくる方もいるかと思いますが、

フェルデンクライス・メソッドでは、動作を反復するにはするのですが、「同じ動き」を繰り返すのではありません。

1つ前の動きよりも、次の動きに何か違う工夫をしながら、自分にとって「楽だ」と感じられる動きを「探索」していきます。

しかも、歯を食いしばって「頑張る」のではなく、不要な力を減らして「楽になる・楽に動ける」動きの探索を繰り返すのです。

そこには、15回やった、30回やった、何キロ持ち上げた、時速何キロで、何分走ったということから得られる達成感はありません。

代わりに、楽になる道筋を発見していくという「好奇心」「楽しさ」「ワクワク」があり、発見したという「喜び」「驚き」「感動」があります。

レッスンは「ゴール」ではなく、「プロセス」を楽観的に楽しみながら、感じ、気づき、試みる、体得する、変わることを重ねていく時間です。

鍛えられるのは「自分を感じること」

私個人のことで恐縮ですが、

私が、フェルデンクライス・メソッドに出会った時は、からだに痛みがあって、動きの中には苦痛なものがたくさんありました。

それゆえ、最初の1年半ぐらいはこの苦痛をいかに減らすか、苦労しました。

レッスンのたびに、他の人と自分を比べて、思うように動かない自分のからだが好きになれませんでした。

「自分のからだが好きになれない」

それは、私の悲しみの1つでした。
悲しみは癒すのに時間がかかる感情です。

心とからだは本来1つのものなのに、からだが好きになれないって、なんだかそれって自分も好きじゃないってことかも。。。

「そっか、この悲しみをゆっくりと癒していこう」

と、思えるようになって、自分の身体を痛めるような習慣を減らす、やめる方向へとハンドルを切ることになりました。

その中で、自分が「つらい」「苦しい」「もう限界!」「休みたい」「ゆっくりしたい」という心の声に気づき、休みを与え、

「一気にやり遂げたい」「この波に乗ってやりきりたい」というノリノリになって集中したい声に気づき、自分に追い風を吹かせていくことが可能になっていったように思います。

自分から苦痛を取り除いて、本来の自分の能力、まだまだ温存している能力、まだ見ぬ潜在的な能力を発揮できる機会を自分で生み出すことができることがわかると、

「自分ってなかなかやるなぁ」「やればできるじゃないか」と、自分を肯定的に見ることができ、自分を信じられるようになって、自分が好きになっていきます。

できるものなら早く楽になりたい

フェルデンクライス・メソッドのレッスンにいらっしゃる方は、やはり何かしらのからだや心の変化を期待されている方が多いように思います。

それは、人によっては時間がかかることでもあったりしますし、もちろん鮮やかに電撃的に起きることでもあります。

歩んできた人生が違うので、学びの方法も、学びのスピードも、そのプロセスも人それぞれ皆違っていて当然なのです。

私はどちらかというと時間を要した方、いや、まだまだ改善の途中にいるわけですが、楽になることを急がずに、「そのうちに」と楽観的に構えて、

効果がいまひとつ実感できない時も、自分のからだに注意を向けて、声を聞き続けること、感じ続けることが、変化のためには必要だと感じています。

また、疑いや諦めという感情が優位にあると、脳が新しいことを学ぶ神経システムのブレーキになってしまいかねません。

からだを通しての気づきが、私たちの「生き方」にも好ましい影響を与えていくことが、増えていき、そしてからだも楽になっていく

そんな1粒で2度美味しいレッスンをこれからも、ガイドしていくことができればと思っています。

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