2017年の元日を迎えました。
本年も、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
私ごとですが、新年1日目の朝、すっきりした気分で迎えています。
今朝は、早朝から延命十句観音経を写経し、瞑想を30分行いました。
今年も、実践と様々な知識を結びつけながら、皆様の実践をサポートできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
昨年を振り返って
昨年は、開業1年目としては十分な人数の方が、自己洞察瞑想療法/瞑想法のレッスンを始められ、早く始められた方が、10セッション終了し、みごとに再就職を果たされました。
お役に立つことができ本当にうれしいことでした。
また、疾患のあるなしを問わず、現在もセッションを継続中の皆様におかれましては、熱心な取り組みににいつも頭が下がる思いです。
いろんな葛藤はあると思うのですが、ただ、ありたい自分を明確に描き、ひたむきに課題を実践しながら、症状を減らし、次第によくなっていくプロセスに伴走させていただきながら、療法士としても本当にたくさんのことを学んでいます。
本当にありがとうございます。
年明けからスタートされる方は、10ヶ月の課題を終える頃には、別の景色が見えていると思います。
焦らずに、ゆっくり丁寧にやっていきましょう。
そして、マインドフルネス瞑想実践会やフェルデンクライスのレッスンに来てくださった方、本当にありがとうございます。
おかげさまで、少しづつ軌道に乗りつつあります。5月からは会員制として再スタートします。
それまでは、様々な試験的運用となり、ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
月に1回は必ずレッスンを行っていきますから、心身の健康、お仕事の成果の質的な向上のために、
慌ただしい毎日の中で、どうか自分の身心を後回しにしたりしないで、適切にケアしていただく意味でも、継続してお越しくださることを願っています。
2017年の予定
2016年は北陸マインドフルネスセンターも手探りの中での運営でしたが、1つ痛感したのは、深刻な感情の問題を抱えながらどこ行っていいかわからないまま、その問題を抱え続けている人が実に多いのだということです。
「医者に行くほどのことでもないが怒りや憂鬱が常にある」「嫌なことはあっても気分転換やストレスは発散して忘れることができている」などは、何かとよく聞く話だと思います。
ストレスへの対処方法はいろいろあって良いと思いますが、何度も苛まれるような悪感情がある場合には、根本的に問題に向き合ってみることも必要な場合があります。
そんな時に、どこに行っていいかわからないという方にお役に立てるようでありたいなと思っています。
そこで、2017年は、
2)特別レッスンの拡充
3)企業向けの研修の拡充
の準備が進んでいます。
「個人向けセッション」は、2016年は、自己洞察瞑想療法/療法(SIMT)を中心としたセラピー主体のセッションでした。
クライアントをサポートする技法には、大別すればセラピー・カウンセリング・コーチング・コンサルテーション他、さまざまな関わりが考えられますが、どれも単体で行えるほど人間は機械的な存在ではありません。
今年は、何らかの葛藤を抱えられた方に対して、支援技法にとらわれずに、様々なニーズに応えながら支援していくプログラムを体系化してお届けしていきます。
特に、何らかの理由で「職場や家庭での仕事の成果が出しにくい」「もっと楽にやっていくにはどうしたらいいか」と感じている方向けのプログラムは格段に増えていきます。
クライアントは自分の抱えている問題に対して、何が「真の問題」なのかどんな支援が必要かはっきりわかっている方は少ないものです。
私に必要なのはセラピー?カウンセリング?コーチング?と悩んでいるうちに、どんどん事態が悪化していくのは残念なこと。
であるならば、問題の整理からお手伝いをさせていただき、今後の方向性を共に対話を通して描き、具体的な行動を明確にしていけたら、より願う方向への歩みは力強くなっていくと思うのです。
少しづつ、プログラムを明確にしていきますので、お楽しみにお待ちくださいませ。
「特別レッスン」では、マインドフルネスに関する内容を中心にして、さまざまな参加型・体感型・内省型のレッスンを企画していきます。
基本的には「お話を聞いてメモを取る」という学びのスタイルはあまり重視していないので、さまざまなワークを通して、丁寧に自分を理解していくというプロセスをとります。
こちらは、その都度その都度のお知らせになりますので、レッスンのご案内はお見逃しないようによろしくお願いいたします。
「企業向けの研修」も、お問い合わせありがとうございます。
社員の皆様の本来備わっている能力が、余すことなくスムーズに発揮され、より質が高まっていくことで「仕事を通してのやりがい・幸せ」と「思いやりのある人間関係」「組織の成果」が両立されるよう立案させていただいております。
今後も、経営者・経営企画のご担当者さま、人事・人財開発部門の皆さまからのお問い合わせ、お打ち合わせの中で、率直に組織の中で起きている問題を聞かせていただき、カスタムメイドで研修やワークショップを立案させていただきたいと考えています。
ストレスチェック制度が義務付けられましたが、高ストレス者を出さないための、知識的な研修に限らず、身体を通した気づきを大切に、「知性」と「感性」が共に生きるプログラムをご提供できるように創意工夫を発揮していく所存です。
苦しい時にどこに行っていいかわからない人を減らしたい
対処療法的にやり過ごすことができても、決まって押し寄せてくる不快感情。
でも、それは喜びや願いとともに共存しているはずなのに、なぜに不快な方ばかりがクローズアップされるのでしょう?
苦しみや痛みではなく、喜びや願いを丁寧に掬いあげ、育てていくことができたら、見えてくる景色も変わってくるのではないでしょうか?
何らかの問題を抱え、苦しい時、ツライ時、不快な時、葛藤が厳しい時は、大きな学びのチャンスです。
しかし、苦痛や不快さの中では質の良い学びは起きません。
だからこそ、「自分には無理と思っていた深いところの問題に向き合うこと」をなるべく、楽に、快適に、明るい気分で取り組んでいただけるように、サポートしてまいります。
どんなコンディションの方も、まずはご相談ください。
本年もたくさんの方とお会いできることを願っています。