トレーナーの羽利です。
先月のマインドフルネス瞑想会で、「鈴木大拙館がすごく好きなんです」「いいですよねー、鈴木大拙館」という声が聞かれました。
私も、大好きです、鈴木大拙館。
私にとっては、仏教・禅の思想と日々のマインドフルネスの実践をつなぐところの1つです。
今回も、4月からの企画展「自然を思う」のスペースツアーが開催されます→詳細はこちら
いつも思うのです。
石川県金沢市に生まれた仏教哲学者:鈴木大拙を初め、以降日本の禅の指導者たちが海を渡り、さらにはティク・ナット・ハンのような、母国を戦争によって傷つけられ、大切な人を多く失った禅僧の愛のエネルギーがなければ、マインドフルネスの実践はここまで世界のモノになったのだろうかと。
禅を英語でわかるように伝えた鈴木大拙の偉業は、もしかしたら北陸の方より、他県の方の方がご存知なのでは?と思って見ている私です。
特に、鈴木大拙が晩年過ごした鎌倉の友人・知人や、マインドフルネスの実践を広げていこうという同志の方とは、ただただリスペクトです。
鈴木大拙館は、マインドフルネスに興味があれば、ぜひ1度と言わず足を運んでみたいもの。
これまで、友人・知人と何度も訪れ、「こころの友」を増やしていただいているように思います。
私は本当に大好きな場所なので、年会員になっており、季節ごとに行われる館内案内(スペースツアー)に参加しています。
最近では、館内のデザインに秘められた「意図」「仕掛け」の意味がかなりわかるようになってきましたが、学芸員の猪谷さんのわかりやすい説明で、毎回毎回新たな発見があります。
みなさんにとっても、気づきのある場所、心が休まる場所となったらよいなと思います。
マインドフルネスの出発点である「禅」の世界を一緒に覗いてみませんか?