トレーナーの羽利です。
前回に引き続き、マインドフルネス精神療法第3号について書きます。
10ヶ月間での回復、サポートする側も感無量です
この号では、2016年1月から10月まで、10ヶ月の自己洞察瞑想療法(SIMT)のセッションを受けられたクライアントのNさん(30才・男性)が体験談を投稿されました。
その体験談にマインドフルネス瞑想療法士であるトレーナーの私がコメントを入れさせていただきました。
1人のクライアントさんと10ヶ月のおつき合いです。
長いようですが、支援する側にとって意外と「あっという間」だと感じるのは、ご本人様の熱心な取り組みによるものです。
完成した冊子の中の、私たちの記事を読んだ時には、本当に感無量でした。
また、Nさんには、自己洞察瞑想療法の開発者である大田健次郎先生が、直筆のお手紙と冊子を送ってくださいました。
回復の記念、再就職のお祝いにもなったことと思います。
本当によかったです。
マインドフルネスの実践が、自分のためから人のためへと
第3号の記事の締め切りには間に合いませんでしたが、他の回復者の方で、体験談を書いてみたいとおっしゃってくださる方の分は、第4号に投稿されます。
自分の病気を治すことで精一杯だったクライアントさんが、「苦しんでいる他の人の役に立ちたい」とおっしゃってくださるのが、本当にうれしいことですし、
マインドフルネスの実践が、医学的に効果があるという論文は多々ありますが、回復までの体験を振り返るというところまで公開できることを、さらにうれしく思っています。
これからも、本気で治していきたいという方を粘り強くサポートしていきたいと思います。
Nさん、本当にありがとうございました。
そして、これから体験談を投稿してくださる皆さんにも感謝します。
今後は、個人情報の保護に努めながらも、ホームページ上でも公開できるよう体制を整備していく所存です。
なお、この号では、トレーナーの羽利も2本投稿しています。
次号では、「産後のうつ」からの回復について、クライアントさんとともに発表する準備をしています。
そちらの方も、関心のある方にお読みいただけるように、公開してまいります。
ご興味のある方は、今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願いいたします。
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