西田幾多郎記念哲学館のカフェ「テオリア」の絵本のセレクトが素晴らしい

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もし、この記事にたどりついた方が、心を患っていたり、心身が疲弊している状態だったら、外出をしたり、何か難しい本と読んだりする余裕はないかもしれないです。

それでも、ちょっと自分の中の空気を入れ替えたい時には、西田幾多郎記念哲学館という場は、生き方についてヒントがある場だと思うのです(無理のない範囲でおすすめさせていただいております)。

立ち寄ってみてほしいなぁと思うのが、カフェ「テオリア」です。
そして、あたたかい飲み物を飲みながら、絵本を手にとってみる。

子供向けに書かれた絵本には、短い言葉だけど「生きる」ってどういうことなのかを語りかけてくる本がたくさんあります。
ここにある本のチョイスは本当に素晴らしいなぁと思います。
さすが日本で唯一の哲学の博物館です。

変えようがないことを必要以上に考えすぎてしまったり、空想してしまっている時、生命感溢れる「絵」や短く力のある「言葉」に吸い込まれるように、「今ここ」に呼び戻される。

私たちは、本当に大事なことは人生の早い段階で知っているんですね。
煮詰まっている時には、もしかしたら気持ちが楽になる「気づき」があるスペースかもしれません。
ご紹介させていただきますね。

  • この記事を書いた人

羽利 泉(はりいずみ)

石川県金沢市でカウンセリングや「うつ・不安障害を治すマインドフルネスーひとりでできる自己洞察瞑想療法ー」の講座をしたり情報を発信している公認心理師(国家資格)・マインドフルネス瞑想療法士です。マインドフルネスの実践を通し、心身症状で悩む方のサポートをしています。