こころを楽に〜自己洞察瞑想療法〜 メンタルヘルスについてのよもやま話

10人に1人がうつになり、そのうち40%の人が何もしていない:うつ病を表現した大学生の写真への共感とともに考えること

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先日、研修の仕事のトピックスを探している時に、このページに出会いました→こちら

現在、うつで苦悩の中にいらっしゃる方にとっては、どう受け止められるのかちょっと考えてしまいました。

ただ、私自身も、マインドフルネスの実践を始める前には、精神的なバランスを崩しがちだったこともあり、かなり共感的に見ることができました。

この記事をご覧になっている方にとって、「そうそう」「まさにそんな感じ」というちょっとした「代弁」になっているなら、その他の方々に悩みをビジュアルで理解してもらえるトピックスになるのではないかなと思いました。

それにしても、「10人に1人がうつになり、そのうち40%の人が何もしていない」という点、「10人に1人がうつになる」ということはデータして以前から把握していたのですが、

「そのうち40%の人が何もしていない」という点は、時間が長く経てば経つほど、当センターとしては解消のお手伝いができればいいなと思う問題です。

実際のところ、発症が疑われ、病院に行き、薬をもらって、しばし疲れた心身を休める時期というのは必要ですが、昨今では、積極的に「体」を動かすことが大切と考えられています。

当センターで行っているマインドフルネス心理療法の「自己洞察瞑想法」でも、「運動」と「呼吸法」は10ヶ月間必須の課題になっています。

運動(少し息がはずむ程度)には、脳の「延髄」での神経細胞にある突起の数が「減少」させ、扁桃体の興奮を自律神経に伝えにくくする効果があります。

しかし、非定型うつに特徴的な「鉛様麻痺感」で、体が重くて、だるいという症状のある時は、それどころではないと思います。
ただ、そんな時にでも、ぜひ少しずつ呼吸法やマインドフルネス瞑想から始めていただきたいなと思います。

アメリカの大学生が撮った写真でも「呼吸がうまくできない」とありますが、実践をしていくうちに、自分の呼吸が「自分でコントロール可能でもある」「苦しい時にでも味方になってくれる」と感じられる時が来ると思います。

本来ならば、体全体で感じることができる「命の営み」から、生きている実感をぜひ取り戻していただきたいなと願っています。

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