ただいま、鈴木大拙館・西田幾多郎記念哲学館では交流協定5年を記念して特別展が企画されています。
石川でマインドフルネスの実践を広めようとしている当センターでは、世界のマインドフルネスの潮流に影響を与えたであろうこの石川県出身の2人の哲学者には本当に敬意を持って学ばせていただいています。
そこで、鈴木大拙館・西田幾多郎記念哲学館交流協定5周年記念特別講演会として下記のご案内がありましたので、皆様にもおしらせしますね。
講 師:円覚寺派管長 横田南嶺老師
日 時:平成29年1月29日(日)13:30開演(13:00開場)
会 場:石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール
お申し込み・詳しくは→こちら
臨済禅も曹洞禅も
お隣の福井県に永平寺、石川県内には総持寺、大乗寺、永光寺という曹洞宗の発展に並々ならぬ影響を与えた寺院がございますが、鈴木大拙・西田幾多郎が修行をした臨済宗の道場は、鎌倉や京都に各派の本山があります。
私も、2人の足跡をたどって、北鎌倉は何度も探索をしましたが、
今回は、駅の前に堂々と鎮座するあの円覚寺から、円覚寺派管長 横田南嶺老師がお越しになって学ぶことができます。
私は、これまで、臨済禅からは、素晴らしい芸術作品に触れる機会を得ており、曹洞禅にはない気づきもたくさんいただきました。
「マインドフルネスは宗教性を排除して」という紹介をされることがありますが、マインドフルネスは宗教に包含されている一要素ですし、「本来無一物」という大きな考え方の中で、全く切り離して考えることはできないように思います。
とういうことで、北陸マインドフルネスセンターは、宗教・哲学からへの敬意と地域の特性を生かして、これからも皆さんと一緒に学んでいきます。
人それぞれ信じる「真理」は違っても、様々な学びの機会が用意されています。
ご興味のある方、一緒に出かけてみませんか?
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今年のお正月は臨済録を読み始める絶好の機会となります。
体験を伴いながら、じっくり読み進めていきたいですね。