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「こころと身体の法則」伝統的名医シンドラー が遺した知恵【おすすめ書籍】

今日は、私が電撃的にその存在を知り、今も大事にしている本を皆さんにご紹介します。

本の概要

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「こころ」と「身体」の法則―伝説的名医シンドラーが遺した知恵

この本は、マインドフルネスとは別に学んでいた心身相関に関する学問の中で、先生が紹介してくださった本です。

実際にAmazonで探してみると、すでに絶版になっていることがわかり、ヤフオクやメルカリで探して、まずは1冊手に入れたのでした。

本の帯に

生き方が身体に及ぼす影響をこんなにわかりやすく書いた本は他にない ー日野原重明

と今はなき名医:日野原重明医師の推薦があります。

何についてページが多く使われているかと言うと、心因性の病気についてです。

第1部は、身体の病気の50%はこころに起因する
第2部は、心因性のからだの病気(EII)を防ぐには

という構成になっています。

20ページから引用させせていただきます。
身体症状を伴う主なストレス関連疾患が紹介されていますので、下記に該当する方は、この本を一読する価値はあるかもしれません。

循環器系:本態性高血圧症、狭心症、心筋梗塞など
呼吸器系:気管支ぜんそく、過換気症候群
消化器系:胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性超症候群、嘔吐、腹部膨満症など
神経系:偏頭痛、筋緊張性頭痛、めまい、失神、痙攣など
泌尿器系:インポテンス、夜尿症
筋骨格系:関節リューマチ、腰痛症、頸腕症候群など
皮膚系:アトピー性皮膚炎、湿疹、円形脱毛症など
耳鼻咽喉科領域:メニエール症候群、咽喉頭部異物感症など
婦人科領域:更年期障害、不感症、月経異常など
口腔領域:口腔炎、口臭症など

実際に読んでみると、絶版とは言うものの、古さを感じると言うより、平易な言葉で書かれたわかりやすい内容は、スーッと頭に入ってくるという感じがします。

2004年に発刊となっていますので、それからの医学の進歩で、「現代医学上は」という注釈が添えられていて読み替えていく部分もあるかもしれませんが、

それでもこころと身体の関係をズバッと本質から理解するには十分なように思いました。

うつ・不安障害の精神症状ではなく、あくまで身体症状や、心身症の症状を抱える方に参考になるのではないかと思います。

身体反応を起こさない感情はない

ウイリアム・ジェームスは、感情を

なんらかの身体的活動を伴うこころの状態

と定義しています。

確かに、緊張すると、筋肉が縮こまって、体が硬直したり、息が止まったりと、怒りを感じた時に、脈が早くなったり、顔が火照った感じになったり、体に力が入ったりということが起きます。

多くは、自分にとってはあまりありがたくない「不快な感情」だったりします。

感情は、思考の結果ではありますが、脳の習性で瞬く間に起きて、さらに思考とないまぜになって、不快な思考が反芻するようなことが私たちの日常で起きたりしますが、

そのような中で、引き起こすストレス反応は、一般的には下記の図ように表されます。

自律神経系と内分泌系(下垂体が中枢)、さらに図には表現されませんが、免疫系のシステムの相互作用によって、心因性のからだの病気は起きるとこの本では端的に述べています。

不快な感情が持続すると身体的な症状が表れます。

人生の問題そのものが、病気を生むわけではない

人生には、誰にでも、大なり少なりの問題が生じますが、それそのものが心因性のからだの病気を引き起こすことはありません。

また心因性のからだの病気を抱えているからと言って、人生に大きな問題を抱えているかと言うとそうとも言い切れません。

この本の中では、心因性のからだの病気の最大の原因は何か?に対して、

「ごく普通の日常生活の中で、こころの状態を保つことを学んでこなかったことです。
ごく普通の日常生活とは、誰でも直面するようなありふれた問題しかないような生活です。(84ページより引用)

と書いています。

こころの状態を保つことを学んでこなかった、と言うことであれば、今、ここから学んでいくことで、心因性のからだの病気を治すことができると言う希望が見えてきます。

この本では、そのありがちな教育の失敗について述べ、また、その学び直しについて、とても暖かい言葉で考え方を教え諭してくれていると個人的には感じました。

そして、第13章では「人生の晩年は本来輝くような日々なのです」というテーマになっていて、老いをどのように迎えていくかという心の準備をさせてくれます。

私も長年、首から背中、腰にかけての痛みに苦しみましたが、振り返ってみると、自分の中でストレスを生むような考え方が多々あり、

そこから生み出される感情の扱いが巧みだったかというとそうではなかったと振り返ります。

マインドフルネス(自己洞察瞑想療法)の実践によって、不快な思考や感情への対処の幅が格段に広がったことが、自分の転機になりました。

得体の知れないからだの症状に苦しんでいる方がいらっしゃれば、

あくまで原因の一部となっている思考や感情についての対処について学ぶことが希望になるということをご紹介できれば幸いです。

少し古い本なので、この本を手がかりにして、類似テーマの本をお読みいただくと良いかも知れません。

今は中古でしか買えない本ですが、時に高額になっていたり、時に買い求めやすい価格になっていたりします。

「こころ」と「身体」の法則―伝説的名医シンドラーが遺した知恵

タイミングよく手に入れられることを願っています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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