ヴィクトール・E・フランクル(1902〜1997)は、オーストリアに生まれた精神科医・心理学者です。
心理療法の「ロゴセラピー(意味中心療法:実存分析)」の創始者です。
第2次世界大戦時、ユダヤ人だったフランクルはナチス政権の忌まわしい人種差別政策により、アウシュビッツ強制収容所に拘束され虐殺の境界を彷徨った後、奇跡的に開放されました。
この時の体験を記録した名著「夜と霧 新版」は、世界中で読み継がれ、近年では、東日本大震災で被災された方の間に静かに読まれ、被災地以外の方にも新たに広く注目されることになりました。
どんな人生にも意味がある。
人生に対して何かを期待するのではなく、「自分は人生から何を期待されているか」という言葉が、生き方についての発想の転換を優しく促してきます。
自己洞察冥想療法の開発者である大田健次郎先生は西田哲学との類似性をコラムに書いています⇒コチラ
そんなフランクルの思想を紹介しながら、ツライ病気を抱えながらも自分らしく生きて行くヒントが得られそうな講演。
私も行ってみようと思います。
◇申し込みは下記の方法で(北國新聞12月10日(木)朝刊からの引用です)◇
第1回石川県立看護大学プログラム 聴講希望 の旨と住所・氏名・電話番号・Eメール、FAX番号を下記の方法でお知らせくださいとのことです。
・ハガキ:郵便番号920−8588 北國選考生きがい支援機構
・FAX:076−260-3403
・Eメール:ikigai@hokkoku.co.jp
※問い合せ:電話番号076-260-3402(平日10時〜18時)
特に聴講券などは送られてこないとのことで、定員に達した際のみ、ご連絡があるとのことです。