「マインドフルネスに関連する旅の企画」ってどんな旅だったのですかという質問について

えいこうじ

実は、まだ私がマインドフルネス瞑想療法士でもなく、まだこの北陸マインドフルネスセンターができていない時に「禅で旅する金澤・能登」というテーマで旅を企画し、首都圏と石川・新潟から21名の方にご参加いただきました。

大半が首都圏からだったのですが、「マインドフルネス」「禅」を研修プログラムとしていたり、今後この分野をさらに精神疾患からの回復や、企業研修や人財育成に活かして行こうと考えていらっしゃる方々に多くご参加いただきました。

鈴木大拙館での館内案内、大野こまちなみ散策、西田幾多郎記念哲学館での2日間にわたる哲学講座の受講、永光寺(羽咋市)での座禅と金澤と能登で、禅をキーワードとした旅。

北陸新幹線の開業によって、石川県には「美食」を求めて観光客の方が非常に多くいらっしゃっているのですが、テーマを決めてじっくりとその場その場で「禅」の世界を「味」わっていただきました。

企画をしている時に困ったことがありました。
それは、当初は、大乗寺(金沢市)で座禅を予定していたのですが、参加人数が多くなりすぎて、日曜日の座禅会に便乗させていただくことができなくなってしまったことでした。

そこで路頭に迷う私たちを救ってくださったのが、永光寺の住職様でした。

今年は、総持寺二祖の峨山禅師がお亡くなりになり650年の年です。
峨山禅師は、総持寺と永光寺を兼務された時期も長く、永光寺は曹洞宗の発展に大きな役割を果たした寺院の1つです。

ここで座禅をしたことは参加者の皆さまには大きな感動であったとうかがいました。
永光寺を後にする時に、そのことを皆さんからうかがい、こちらも感動しました。

それぞれが、様々な経験を結びつけたり、また心あらたに帰路に着かれた旅だったと思います。
そういう旅をまた企画していきたいと思います。

このホームページにはアップしませんが、代表の個人ブログに旅のことを書いていますのでお時間がある時にご一読いただければと思います。

禅(ZEN)で旅する金澤と能登(1)〜鈴木大拙館〜
禅(ZEN)で旅する金澤と能登(2)〜醬油の町:大野を歩く〜
禅(ZEN)で旅する金澤と能登(3)〜西田幾多郎記念哲学館〜
禅(ZEN)で旅する金澤と能登(4)〜永光寺(羽咋市)〜

  • この記事を書いた人

羽利 泉(はりいずみ)

石川県金沢市でカウンセリングや「うつ・不安障害を治すマインドフルネスーひとりでできる自己洞察瞑想療法ー」の講座をしたり情報を発信している公認心理師(国家資格)・マインドフルネス瞑想療法士です。マインドフルネスの実践を通し、心身症状で悩む方のサポートをしています。