西田幾多郎記念哲学館の資料室の壁に掲げられているこの一文。
【哲学の動機は「驚き」ではなくして、深い人生の悲哀でなければならない】
今は、悲しくていいんだ、つらくたっていいんだ、苦しくたっていいんだ、
そこからどうやって自分を開放していくか、西田哲学から教わることができるのだろうと思えてきます。
次々と家族を失う悲しみ、思うように行かなかった若い頃のキャリア形成のプロセス。
西田哲学は、西田幾多郎博士の悲しみや苦悩の連続の中で生み出された偉業。
自己洞察瞑想療法(SIMT)は、西田哲学をベースにしている理由を垣間みます。