分け隔てのない祈り・願い:慈悲の瞑想

トレーナーの羽利です。

2018年3月11日は、東日本大震災から7年の日でした。

東日本大震災の時には、私は東京に住んでおり、東京ですら相当な揺れで、座っていた椅子から滑り落ちたものです。

1年間、岩手県陸前高田市、宮城県東松島市にボランティアで海岸や被災した民家のお掃除に入らせていただきました。福島県は、6年間、仕事で何度もうかがい、最も多くうかがった県です。

復興の状況や、原子力発電所の廃炉に向けての状況を知るに、問題が時間とともに変わって行ったり、長期戦になっていることに胸が痛みます。

3月10日は富山で初めて「マインドフルネス実践会」を開催し、久しぶりに慈悲の瞑想を行いました。

参加者の皆さんがご自宅で実践できるように、ホームページに公開させていただきました。

少しでも願いや祈りの時間を増やしていけたらと思います。

慈悲の瞑想

私が幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願うことが叶えられますように
私に悟りの光があらわれますように

私の親しい人々が幸せでありますように
私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人々の願うことが叶えられますように
私の親しい人々に悟りの光があらわれますように

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願うことが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光があらわれますように

私のきらいな人々も幸せでありますように
私のきらいな人々の悩み苦しみがなくなりますように
私のきらいな人々も願うことが叶えられますように
私のきらいな人々にも悟りの光があらわれますように

私をきらっている人々も幸せでありますように
私をきらっている人々の悩み苦しみがなくなりますように
私をきらっている人々も願うことが叶えられますように
私をきらっている人々にも悟りの光があらわれますように

全ての衆生が幸せでありますように
全ての衆生が幸せでありますように
全ての衆生が幸せでありますように

すべての命の幸せを思う時、私もあの人も、好きな人も嫌いな人も、分け隔てることのない時、
エゴが鎮まり、心は静かになり、他者の苦を取り除かれ、幸せがもたらされるように願う慈悲深い自分に出会います。

  • この記事を書いた人

羽利 泉(はりいずみ)

石川県金沢市でカウンセリングや「うつ・不安障害を治すマインドフルネスーひとりでできる自己洞察瞑想療法ー」の講座をしたり情報を発信している公認心理師(国家資格)・マインドフルネス瞑想療法士です。マインドフルネスの実践を通し、心身症状で悩む方のサポートをしています。