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受容とは私たちが思っているよりも意志的な「受け身」:第7セッション「包む心・受容の心得」ーその1ー
今回は、自己洞察瞑想療法のテキスト:うつ・不安障害を治すマインドフルネス―ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」の第7セッションの実践について書いてみます。 第7セッションは、第6セッションと並んで自己洞 ...
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お薬に対しての正しい知識を持ち善悪判断を乗り越える:「精神科の薬がわかる本」【おすすめ書籍】
率直に言うと、私は、精神科のお薬の全てはわかっていません。 とは言え、カウンセリングや心理療法の受付の段階には、クライアントさんには処方されているお薬をうかがっては、自分なりに確認を繰り返しながら、 ...
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不快なぐるぐる思考がいつまでも続く理由とそのメリットとは何か
事実を観ることができない苦しみ 「客観的事実」と「主観的事実」を切り分ける 「B」評価というのは言語となって見聞きできし、今期の目標をクリアしたという実績は数字として共有ができますので、客観的な事実で ...
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長引く身体症状を【生物ー医学モデル】に囚われず【生物ー心理ー社会モデル】で理解し治していくということ
結局はっきりと特定できなかった症状の原因 なかなか「心の問題」と認めたくなかった さまざまな要因が複雑に絡んでいる問題 社会には解決が難しい問題が多く存在します。 例えば、少子化や貧困の問題の解決にそ ...
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マインドフルネス瞑想の途中で不快な思考を止められない時に思い出してほしいこと
思考しないことを「理想」と勘違いしないこと 思考を嫌悪しても中断できない 思考に気づくには「思考」の働きを観る必要がある 意識される内容に「受動的・受容的」になる 「受動的」に意識したものを現在進行形 ...
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マインドフルネス瞑想や行動時自己洞察のコツを身につける妨げになりやすいもの
そもそもマインドフルネスとは無評価で囚われのない状態 今、この瞬間の体験というのは、静かに座って呼吸に注意を向けるような呼吸法、いわゆるみなさんがイメージするマインドフルネス瞑想を例に挙げて考えてみま ...
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自己洞察瞑想療法の最も重要な課題:洞察を深める実践1『注意作用の洞察』|うつ・不安障害を治すマインドフルネス
これまであまりにも当たり前すぎて取り上げてこなかった自己洞察瞑想療法の最も重要な課題について書いてみたいと思います。 心の中に入ってきて映るというイメージを作るところから 自己の中に自己を映す 鏡やス ...
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無用な反芻思考を止めるには?:洞察実践4『思考のチェック』|うつ・不安障害を治すマインドフルネス
無用な思考を止めようとする前にやること 止めようとしないでまずは「思考をチェックする」こと まずは「チェックしよう」という課題を明確にすることが大事 最初のうちはできなくても凹まずに行動する つまり、 ...